結婚
結婚
結婚に関しての悩みとしては、どのようなタイミングで告知をするかがあります。
基本的には、てんかんに関する正しい知識を伝えることが大前提です。
自分はどんなパターンのてんかんであるのか、発作が起こったらどのように介助してほしいかなどを伝えることができれば理想的です。
実際はしかし、そこまで伝えるのは難しいかもしれません。相手との関係が壊れてしまうかもしれないからです。
発作を伝えないリスクと人間関係が壊れてしまうかもしれないことを天秤にかけて、どちらが自分にとって重要なのか決めておくことが大切です。
妊娠
発作が妊娠に及ぼす影響
発作波、月経周期が乱れたり、受胎頻度を下げたりすることがあります。
抗てんかん薬の影響で受精率が下がることがあります。
さらに妊娠中、大発作が起こると胎児が低酸素状態になったり、切迫流産、切迫早産になる危険性はありますが、発作が原因で流産になる確率はほとんどありません。
抗てんかん薬の影響
抗てんかん薬が妊娠に影響を及ぼす可能性は、ほんとにわずかながらあります。
具体的には催奇性という問題があります。
抗てんかん薬を服用しているために、子供に奇形が発生する確率は、発作のない母親と比べると約2倍になるという研究があります。
大切なのは、妊娠を考えるときにはまず主治医に相談し、
- どのタイミングで妊娠を予定しているのか
- 予定が決まったらいつから服薬の調整を行うのか
- 薬をのむ場合は発作の頻度や催奇性の可能性
について、自分でよく理解することです。
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