てんかんの症状・診断・治療

憤怒けいれん

 憤怒けいれん(ふんぬけいれん)は、乳幼児期に見られる症状で、激しく泣いている乳幼児が急に呼吸を止め、顔が紫色になり(チアノーゼ)、全身を硬直させて首や背中を反り返させるという発作です。泣き入りひきつけとも言われます。
 てんかんとの症状の違いは、けいれんの前に必ず泣き、無呼吸があることです。また、脳波に異常はないことが多いです。
 憤怒けいれんは、成長に伴い治まっていき、発達に影響を与えるものではありません。

 

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