てんかんの症状・診断・治療

脳腫瘍

脳腫瘍の3.5%〜5%がてんかんに

 脳腫瘍が原因でてんかんになる人は、脳腫瘍の患者のうち、およそ3.5%〜5%といわれています。
 てんかん発作を起こすのは、脳腫瘍の中でも、乏突起膠腫(ぼうとっきこうしゅ)と髄膜腫(ずいまくしゅ)という種類の場合とされています。
 また、腫瘍の場所も影響します。運動や感覚に関係する大脳皮質に腫瘍がある場合、発作が起こりやすいとされています。

 

どのような発作が起こるか

 手足や顔の一部から始まる部分発作が多いです。時には全身の発作に発展することもあります。時には、奇妙な匂いを感じるといった感覚発作が起こったりします。

 

診断や治療

 診断にはMRIやCTが有効です。治療や手術で脳腫瘍をとると、発作が止まったり、発作の症状が軽減したりすることも少なくありません。

 

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