てんかんの症状・診断・治療

てんかん発作の対処

実際にてんかん発作を目の前にすると慌ててしまって、何をしたらいいのか分からなくなってしまうことも多いと思います。
何をすればよいのか、てんかん発作の最低限のポイントを説明します。
観察の仕方や介助方法を知っておくことで、外傷などの二次障害を防ぎ、適切な診断や治療にもつながっていきます。

てんかん発作の対処記事一覧

てんかん発作の観察

多くの発作は、数秒から数分のうちに終わるものです。発作の後にもうろうとしている状態があったり、あるいは全身がピクピクしているような状態があったりします。このような状態を「発作後もうろう状態」といいます。発作後もうろう状態の様子も観察しましょう。発作が起きたら以下の点をポイントに観察しましょう。発作が...

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てんかん発作の介助方法

発作の型にあわせた適切な介助方法を解説します。介助の仕方によっては、本人や介助者がけがをしてしまう可能性もゼロではありません。適切な介助方法のポイントを押さえておきましょう。単純部分発作の場合発作時、意識がはっきりしています。特別な介助は必要なく、そばで見守ってあげてください。単純部分発作の症状複雑...

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てんかん発作 医師に診てもらう必要がある場合

ほとんどの発作が長くて数分で止まりますが、次のような場合は脳に重大な損傷を与えてしまうことがあるため、医師に診てもらう必要があります。発作が30分以上続き、止まらない場合。意識がある場合でも、意識がない場合でも。発作が20分以上に渡って繰り返し、その間に意識がなくなる場合意識の曇る発作を短い間隔で繰...

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